美術館入口に掲げられた案内の垂れ幕です。
戦後間もないこの国で、名も無い一人の少年が描いた一枚の絵から溢れ出してくる、言葉にならないエネルギーに打たれます。
かつて、外ならぬ浮田要三自身が、この一枚に衝撃を受け、ここから無尽蔵の精神の糧を得たのでした。
子ども・若者をめぐる、さまざまな現実の只中で、今、「浮田要三と『きりん』の世界」を世に問うことの意味を、あらためて痛切に感じる朝です。
一人でも多くの方に、ご来場いただき、何かを受け取っていただきたいと願っています。
一般社団法人ぷれジョブ
(2022年9月17日)
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