映画「海辺の金魚」の
はなちゃんやはるみちゃんが「いい子」ということばを映画の中で繰り返す。
『いい子じゃなくても抱きしめて』
映画のチラシに印刷されているキャッチコピー。
子どもはもう海の底のふかいところにそんな気持ちはしまってしまい、
もう自分では見つからないくらいになっているかもしれない。
愛されるために、いい子になるために。
おおきくなっても悲しみはからだが記憶する。
隣近所のたくさんの大人、
回せば万華鏡の隣り合うピースで絵柄が変わるように
子どもとかかわるおとなが隣近所に増えてほしいという
ただそれだけの祈りです。

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