忘れないためにタブーにせず弔うかたち


相模原事件への声明文 | 一般社団法人ぷれジョブ (purejob.net)

この文書は全国ぷれジョブ連絡協議会の時に出したもので、一般社団法人ぷれジョブでもこれを引き継いでいます。


事件の被害者でもある尾野一矢さんをお迎えしました。


一矢さんのお母さんの尾野チキ子さんとのお付き合いは2020年9月の映画「道草」対話会のオンラインから。オンラインの場で、ご自宅の仏壇にこの事件で亡くなられた19人のお一人お一人のお名前を書いてまつられている紙を取りに行かれて、参加者のみなさんにお気持ちを話されました。ご親族の御霊とともに事件で被害にあわれた御霊おひとりおひとりを毎日拝んでいることを語られました。深い感動を覚えました。



死者とともに生きている方

亡くなられたかたの声から今するべきことを考える方だなあと思いました。

当法人理事に迎えた理由です。


2021年春、小諸事務所に立ち寄られて直接お会いしました。

2021年秋、再度来室されたときは19人みなさんとともにおいでになったと話されました。

そのあと、19人はおひとりおひとりであったこと、19人ということばでまとめられない体のあった人間であったことを忘れないために祈りの場を事務所に作りました。





2022年、尾野一矢さんが宿泊されることにつながります。


今回チキ子さんが小諸事務所に来室されてされたこと、

祈りの場でお数珠を持ち、しばらくお念仏を上げておられました。

まるで霊入れ、まぶいいれの儀式のようでした。

次の日、お香の香りがするねえ、としずかに言われました。

みなさんとともに楽しまれたかなと思います。


夜、一矢さんと一杯交わしながら、そのみえない世界に一番近い一矢さんのおおきな声がとても心地よく、なんだかもう一つの世と行ったり来たりした感覚になりました。


お弔い、忘れない、タブーにしない形、さまざまあると思いますが

今回の、このかたち、ぷれジョブのかたちだからいいなあと思いました。



子どもの遊び場を広く考えているぷれジョブの理念図ですが

この形は真ん中に死者が訪れることが出来るように、という願いを込めています。

中空にしているのは、死者から学ぶ、死者はどう生きたかったのか考える。


今を生きるわたしたちが未来をどんなふうにして子どもたちに残すのか、時間を止めて思う時間。とにものを考えさせるジョブPUREJOB、

毎週1時間を熱狂ではなく考える時間にしてほしいという願いと祈りから作られました。



欲や慢心から、死者が守る、活動する人間の心が占領されないかたち。



*河合隼雄さんが日本は中空構造であると講演したエラノス会議では、「日本は中空のまんなかにどんな思想でも入りこむ、ヒルコを置き場所を間違えてはいけない。」と唱えました。この考え方を知ったのは松岡正剛著「日本という方法」2008年を通してで、すでにぷれジョブを作っていました。理念の誤解が起きやすく就労支援と間違える人に対して、その理念の言語化にたすけられています。


*藤井克徳さんの動画   相模原事件へのインタビューです Facebook





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