我が子を受容して、
その先に我が子を承認できれば、
一人の人間としての「自立」をかんがえるべきなんでしょうね。
子どもの幸せを考えると、親は寂しくても。
これは梅崎正直さんから献本いただいた
『自閉症の息子をめぐるたいへんだけどフツーの日々』(中央公論新社)
2021年8月25日発売
の松永正訓ドクターと梅崎さんとの対談の一節です。
このさみしさはすべての生き物のもつ生来的な【かなしみ】ではないかしらと思います。
命をつなぐとき、すべての命にはさみしさはついてくる。
この代わりの効かない淋しさに耐える。
(無痛文明時代にほんとにむずかしいことですが、、。)
ほんの1時間ですが、
気を紛らわしながら楽しい出来事とセットにしながら、
ともにさみしさを歩いてくれる人々がいるとしたら、
むきあえるんじゃないか。
と思いついたのがぷれジョブ🄬でした。
毎週1時間「手放す練習」を重ねると、
手放して離れてはいるけれども、
こどもとも、他者とも、つながっている感覚が思い出されます。
この沈黙の時間にこそ、ひとは熟し、さみしさの積み重ねは、次への豊かな関係へと導かれます。
この貴重な静かな1時間に、
もし就労支援が入り込めば、
親はもっと有利な能力をつけさせたい1時間となり
欲に焼かれて子どもへの執着は強まってしまう。
この活動の誤解から余計に子離れできず、子ども時代の旬を逃し、
青年期以降も準備と予防の生活を送ることもまれではないのです。
ぷれジョブ🄬は楽しい入り口からはじまりますが、
欲とか哀しみとか、根源的な気持ちに向き合う奥深さもあります。
ひとりの変革、のなかに共生社会はあるのだと思います。
受け入れ企業のみなさんにも活動が開始する前のぷれジョブ®の研修により、
雇用がちらちらしないよう、子どもとおとなの育つ遊びの場として、
子離れの1時間の場として、ともに場を創っていただくお願いをしています。
随時研修の機会も提供しています。
コロナもそうですが、不確実なコトへどう向き合いながら生きるか。
すぐには答えは出ないことばかり、
少しのあいだは解決しないまま保持しておく、
そして遊びを通じた出会いにより導かれることもある、
そういう回り道、道草、まどろっこしさが暮らしの隅っこのあちこちに生まれますように。
*ご支援のお願い
この法人ホームページ、全身の全国ぷれジョブ連絡協議会のホームページなど
運活動には経費が必要です。ご覧に皆様のご支援ご協力をお願いしております。
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