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どうしたらやさしい社会に向かうのか 


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社会福祉法人グローにおける性加害問題を考える会・滋賀 6月3日fb記事 

2025年5月20日、当会の運営メンバー5名が社会福祉法人グローへ行き、久保理事長と大平事務局長代理と面会しました。昨年11月1日に提出した後に集まった署名(277筆、既提出15,990筆と合わせ全体で16,267筆)を提出後、下記の申し入れ書の内容に沿って、約1時間の意見交換を行いました。中日新聞記者が同席しました。グローからは6月15日までに書面で回答が送られて来る予定です。

申し入れ書のPDFはこちら

https://drive.google.com/.../1WalRw-_lfDj-4nxWMC.../view...

以上投稿をシェアしました。


以下はわたしの文章です。

大事な行程に期待しています。

北岡賢剛氏の性暴力の構造的課題を明らかにするための第三者委員会。

新しく変わった久保厚子さんは、全国手をつなぐ育成会の元トップ。

老舗最大の障害者団体に長く君臨した人。

ひとりの女であり名誉男性である彼女がこの任を負うことがとても重要な意味を持つだろうと思います。また、北岡賢剛氏の枝葉で動いてきた障害者アート業界やアメニティフォーラムのブレインは気にならないのかなと思います。


手をつなぐ育成会といえば、もともとたった3人に母親で立ち上げた会でしたが今や。

その会員の方から、「ぷれジョブを利用して会員が減り続けているので、手をつなぐ会会員を増やす」と言われた方がいました。「目的がちがうのでお断りします。」と答えました。それで手をつなぐ育成会の先輩からのプレッシャーの話やご家族の話をお聞きして、家父長制の大きな犠牲やしわ寄せが現れるのが障害児の母親だなあと思いました。女としての人権の回復が急がれます。地域、家族、学校、職場、母親の母親、親の会、、、、日本は遅れています。現在の日本のインクルージョン教育なるものも根本に目を向けなければ、家父長制維持に回収され、加担側に気づかずいつしか、、。となる心配を持っています。


今思えば、せっかくの対話でいたのに丁寧に「女になぜこんなに背負わすのか」を語り合えばよかったと後悔しています。日本社会を構成する巨大組織が、家父長制維持装置としての体質をこれから変える可能性は限りなくゼロに近いと思いますが、まったくのゼロではない。ましてや、銃後の女にならないよう、戦争の足音が聞こえる今ならば、希望を捨ててはいけないとも思います。新しいグローの会長さんの動向に諦めず関心を向けています。


別のお母さんですが、ぷれジョブの理念を理解しようとして、私の上京にあわせてなんども勉強して、「子離れ」「女としての権利回復」にむかった方もいます。この世にあってすばらしいことだと思いました。今は、障害者の親時間よりも、ひとりの人間時間のほうが圧倒的に長いそうです。ぷれジョブがお役にたってよかったと思いました。


日本の福祉行政がいまや利権団体と化して権力勾配を含んでいるので、事件がこれからも起きやすいでしょう。それを知っているので、ぷれジョブも工夫をいれました。きまぐれに活動せず、いつも来るあの子とジョブサポーターさん。(監視カメラを使わず)どの人からも見えるように、見える場所で、子どもと大人も月1回1時間、同じことを繰り返す仕組みは、子どもの安心感を育てるだけでなく、人間のなかにある暴力性を呼びさまさない役目でした。


しかし、もうジョブサポーターさんという、分厚い中間層がいたころの余裕のある存在が今希少となりました。全国に少し残る盗用ぷれジョブ(ぶれじょぶとよんでいます)のかたずけをして、ぷれジョブの理念としくみをあとの時代に遺す活動に専念しているわけです。


最後に、ぷれジョブ自身が無理やりの暴力的加害にあったという自覚が2003年直後から現在まであります。2009年1月、商標でいくらか阻止できたけれど、盗用誤用乱用されたまま全国に広がっていたら、もっと酷い加害を国全体に引き起こすことになりもっと苦しんだと思います。国や行政やNPOや親団体を交えて起きたことを記録しています。




だから、専門家集団内で起きたこの事件の解明は私自身のことであり関心が強くあります。

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