miyao01072023年12月11日5 分『きりん』を読む・番外編 「様式について」浮田要三の代表作『L』とご親族(2023.11.27 小海町高原美術館にて) 諸々の事情により、連載7回目をお送りする予定が多少の延期を余儀なくされていることをご容赦いただきたい。そこで今回は番外編として、この年を終えるに当たり、これまでの精読作業を通じて感じたことを述べて...
miyao01072023年11月29日9 分『きりん』を読む・61949(昭和24)年10月から12月までの3冊を取り上げる。『きりん』の読者が関東圏にも広がりを見せ、東京在住の詩人(教員)による選評も定着する。また、あとがきを浮田さんや星さんが担当する頻度も上る。小さな『きりん』版に模様替えして以来、編集スタイルの確立が見られ、当時の...
miyao01072023年11月23日3 分「美術館で作品をみる」を考えてみる「美術館で作品をみる」を考えてみる:ポスター (筆者撮影) 小海町高原美術館で「浮田要三と『きりん』の世界」展を開催してから、早いもので一年が過ぎました。遡って日誌を辿ると、一昨年の今日、名取館長、中島学芸員、平井章一先生とご一緒して、大阪茨木市のご遺族宅を訪問して最初の打...
miyao01072023年11月14日4 分浮田要三の本棚昨年初夏、没後初めて開かれた浮田さんの本棚(撮影:宮尾) ちょうど一年前の昨日、「浮田要三と『きりん』の世界」展(小海町高原美術館)は浮田さんに縁の深い方々のご来館も得て、盛況の内に終了した。 今年は、没後10年を記念する一年として、7月には大阪LADS...