top of page

なにがひとを心地よくさせるか

今日は火曜日、「しあわせは 食べて寝て 待て」がない火曜日なんだなあ。

ドラマがよかったので、漫画も手に入れました。


役者さんもスタッフも関わる人が原作者水凪トリさんの世界観を大事にすすめているのがよくわかりました。ドラマの世界観って、空気感やふるまいやもちろん考え方や、、哲学的なことにつながる。桜井ユキさんが最終話に向けた特番でそのことを話していました。

そして宮沢氷魚くんはじめジェンダーフリーな感じも怖くなくてよかった。



①ぷれジョブがやりたかったことと似ていることがおおい。

②私も登場人物むぎまきさんと同じびょうきである。

という共通点でとても楽しみにしていました。


①は、案外ご近所にいるひと同士が、欲張らず、深入りせず、うすいつながりで「ここにいる」ことをあきらめずいれば良い案が出るときもくる。素人を超えない月1時間。


水凪トリさんは「薬膳」とか「通販」とか「レンタルスペース」とかを選び

私は「ジョブ」を選んだけど、暮らしのなかで長くできることを選ぶ感じが似ている。


長岡で講演会をしたときに、確かあべさん?というシンポジストが彼に詳しい説明もしていないのに「仕事なんかせずになんならそこにいるだけでいいんですよね」 とコメントされて、センスのいい方だなあ、権力勾配が起きない関係のコツを一瞬で理解してくれてうれしかった。


②は、2014年くらいから横に水を置かずにパンが食べれない、なんだか疲れやすい、唾液が出てないなあということで自分で見立てて専門外来に行きました。細胞診の精密検査で私はシェーグレン症候群だとわかりました。以後づっとこの病気と付き合っています。水筒なしの外出はありえない暮らし。担当医がこれで病気が理解されるねえ、と喜んでいます。




この「しあわせは、食べて寝て、待て」の番組のしあわせ感がゆたかであればあるほど、水凪さんと同じ漫画家で原作者であった芦原妃名子さんのことを強く思いだしました。漫画「砂時計」のロケ地にお弔いに行って以来、少し忘れていたのですが、水凪トリさんが原作としてその世界観を尊重されて、苦労に満ちている人々にここちよい気持ちを配る火曜日はうれしく、逆に尊重されない痛みも同時に思い出しながら、


『暴力のない、権力者により支配されない、やさしい空気』で息できることを祈っています。わたしもあらためてお願いしておこうと思います。


ぷれジョブの方法や名前にかかわる方へ    原作者の世界観を知ってください。



漫画「砂時計」芦原妃名子
漫画「砂時計」芦原妃名子


留言


bottom of page